カンブリア・ジャグリングコンベンション レポート by まさやん

カンブリアジャグリングコンベンションレポート by まさやん

イギリスには1日だけのコンベンションがたくさんあるらしい。日本でいうところの、関ジャグ(関東ジャグリング練習会)とかWJD(ワールド・ジャグリング・デイ)とかに近いのかな? と思いつつコンベンション情報サイトで数えてみたところ、一年間に28回。月2回以上のペースです。1週間以上かけて開催されるコンベンションもあるようだし、これはなかなかの数ですね。

今回参加したのは、カンブリアジャグリングコンベンションというイベントです。イングランドのカンブリアという地域、その中の小さな田舎町、アップルビーで開かれたコンベンションで、ゲストショーをしてきました。

日本からイギリスの飛行機はともかく、空港からアップルビーもかなり遠かった。しかし幸いにもJJFで親交を深めたルイス・ケネディが手を貸してくれました。

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ルイス・ケネディ

金曜日にイギリスに到着して、空港からターミナル駅まで1時間。ルイスの住むリーズという街まで特急で2時間。彼の家に一泊して、友人の車でさらに2時間。会場に到着したのは土曜日の昼前でした。

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会場

会場をぐるっと見渡すと、既に皆さん思い思いにジャグリングしていました。
やはりボール・クラブ・ディアボロといったあたりが多いのは日本と変わらずですが、フラフープ、一輪車、ドラゴンスタッフを練習している人達が多く、ヨーロッパだなぁと、あらためて感じました。面白いことに、フラワースティックはいるけどデビルスティックはなかなかいないんですよね。

イベント内容としては、自由練習と物販、ワークショップ、ジャグリングゲーム、ゲストショーといった感じでした。

ワークショップはボール初級から、フープ、コンタクトクラブなど、ヨーロッパらいしラインナップで5-6個ありました。興味を持ってもらえた数人からの要望もあり、飛び入りで皿回しのワークショップをしてきました。

ジャグリングゲーム。定番のサイモンセッズから、5ボールやバランスのエンデュランス、司会者が掲げるボックスに向けて一斉にディアボロを投げ込む、ディアボロインザボックス、カスケードをしている人を乗せて四つん這いでレースをするヒューマンサーフィンなどバラエティに富んでいました。コインジャグリングという種目では、自分の財布から3枚コインを取り出してエンデュランス、ドロップしたら帽子の中に入れていきます。集まったお金は勝者の賞金になるというゲーム。(EJCでやるとすごい金額になるらしい。)これがなかなか難しくて。あっという間にドロップして、30円献上してきました。

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どのゲームも勝者はおもちゃの飛行機キットがもらえます。変わった賞品だなと思いきや、最後に飛ばしっこをして一番遠くまで飛んだ人が優勝だとか。和気あいあいとした雰囲気のまま、ゲームは終わりました。

夕方(8-9時くらいまで外は明るい)には三々五々町に繰り出して、夕飯を。と、思ったらテイクアウトのピザ屋一件しか開いてなくて、知った顔ばかりで大混雑。ビール片手に近くの綺麗な川辺で食べました。

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ショーは夕方7時から、道具やイベントのチケットが当たる抽選会をしてから、軽快な司会とともに進んでいきました。私まさやんは1人目。たのしく、とにかく楽しくをモットーに。結構いい感じに受け入れてもらえたかな。ルーティンの最後に客席のみなさまと一緒に写真を撮ってきました。オオトリのエミル・ダールは圧巻。スタンディングオベーションでした。

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ショーのあとは三々五々流れ解散して、関係者一同は主催者ロージーの家でアフターパーティーを楽しみました。暖炉を囲んで、ビールを片手にクリスプやクッキーをつまみながら、サーカスの話や他のコンベンションの話、旅の話、話題は尽きません。他の参加者達も終電(たぶん9時くらい?)がなくなった人たちは庭のテントに一泊していったようでした。

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翌朝はロージーのお母さん手作りのイングリッシュ・ブレックファストを頂いて、近くの丘までハイキング。ガイドはロージーのお姉さんが勤めてくれました。

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林を抜けて、羊や牛のいる牧場をいくつも通り抜けて、丘にたどり着いた頃には一同息が切れ始めてしまって、何度か休憩が必要になりました。
羊たちを遠くに見下ろす頂上からの景色はなかなか心地よいものでした。景色を眺めたりリンゴをかじったり、5ボール投げたりと思い思いに過ごしました。

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ハイキングで他に印象的だったのはお母さんが教えてくれた、ブルーベルという花でしょうか。林の絨毯のように咲き広がる光景はなかなか幻想的でした。

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お別れはアップルビー駅。蒸気機関車がまれに走っているという味のある田舎の駅です。駅までは車でお母さんが送ってくれて、家族ぐるみで迎してくれたカンブリアジャグリングコンベンションは家族ぐるみのお見送りで幕を閉じました。
ありがとう。どうかお元気で。

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その後ロンドンのジャグリングサークルに参加したり、お祭りでショーをしたりするのですが、その話はまた別の機会に。

 

大会の映像

文・写真=まさやん
皿回し界の革命児。2016年4月からは、神経内科医として働く傍ら、活躍の場を広げている。

Twitter:@jugglermasayan

HP http://masayan.tabigeinin.com